3月31日から4月2日までの週末映画動員ランキングが興行通信社より発表され、先週に続いて『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』が首位をキープした。新作では広瀬すず&櫻井翔共演の『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』、人気ゲームを原案とする実写映画の第2弾『映画刀剣乱舞-黎明-』など4本がランクインした。


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『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』は、週末(金・土・日)3日間で観客動員28万6,000人、興行収入3億2,600万円を記録。累計では動員が277万人突破、興収が33億円間近となっている。2位は、前週と変わらず『わたしの幸せな結婚』が続き、週末3日間の成績は動員14万9,000人、興収2億2,500万円、累計は動員137万6,000人、興収18億1,000万円となった。

初登場3位の『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』は、初日から3日間で動員16万2,000人、興収2億円を記録。広瀬と櫻井演じる天才探偵助手とポンコツ探偵のコンビが難事件に挑むドラマ「ネメシス」の2年後を描く。誘拐されたペットの捜索を高額な報酬で依頼された探偵助手の美神アンナ(広瀬すず)と探偵の風真尚希(櫻井翔)が調査に乗り出すなか、殺人事件に遭遇したアンナの目の前で死体が消える奇妙な出来事が起きる。

初登場4位の映画刀剣乱舞-黎明-』は、歴史に名高い刀剣を擬人化した戦士を育成するシミュレーションゲームを実写化した映画の第2弾。刀剣男士役の鈴木拡樹や荒牧慶彦のほか、藤原道長役の柄本明や源頼光役の津田寛治らが出演。

初登場7位の『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は、RPGをクリス・パイン、ミシェル・ロドリゲス、ヒュー・グラントらを迎えて実写映画化したアクションファンタジー。10位には、衝撃のラストが話題を呼んだ2009年公開のホラー『エスター』の前日譚『エスター ファースト・キル』がランクイン。撮影時に23歳となっていたイザベル・ファーマンが再び“10歳の少女”エスターを演じている。

今週は、ブレンダン・フレイザーが同性の恋人に先立たれた絶望から272キロの肥満体になった男にふんし、アカデミー賞主演男優賞に輝いた『ザ・ホエール』、凪良ゆうのBL小説を萩原利久と八木勇征の主演で実写化したテレビドラマの劇場版『劇場版 美しい彼~eternal~』、池波正太郎の小説を原作に豊川悦司演じる鍼医者で悪を成敗する仕掛人を描く時代劇の第2弾『仕掛人・藤枝梅安 2』、紀里谷和明監督が伊東蒼演じる高校生を主人公にした『世界の終わりから』、パリのノートルダム大聖堂で起きた火災事故を題材にした『ノートルダム 炎の大聖堂』などが公開される。(編集部・石井百合子)

【2023年3月31日~4月2日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』:5週目

2(2)『わたしの幸せな結婚』:3週目

3(初)『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』:1週目

4(初)『映画刀剣乱舞-黎明-』:1週目

5(3)『シン・仮面ライダー』:3週目

6(4)『THE FIRST SLAM DUNK』:18週目

7(初)『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』:1週目

8(5)『グリッドマン ユニバース』:2週目

9(6)『ロストケア』:2週目

10(初)『エスター ファースト・キル』:1週目

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